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マイクロカプセルで長期残効性のシロアリ駆除用の殺虫剤 土壌処理剤アジェンダMC

マイクロカプセルで安全性向上!フィプロニルで効果てきめん!長期残効性のシロアリ駆除用の殺虫剤 驚異のドミノ効果でシロアリを巣ごと退治するシロアリ防除用土壌処理剤
アジェンダMC

品番:
00A007
価格:

業務用商品につき、お問い合わせください

納期
下記より、お問い合わせください。
製品名
アジェンダMC
有効成分
フィプロニル2%
希釈倍率
床下が土壌の場合:100倍希釈
コンクリート打設の場合:33または100倍希釈
毒劇物法区分
該当なし(普通物)
危険物表示
消防法非該当
対象
ヤマトシロアリ、イエシロアリ、カンモンシロアリ、アメリカカンザイシロアリ、ダイコクシロアリなど
認定機関
(社)日本木材保存協会認定薬剤A-4239
(社)日本しろあり対策協会認定薬剤3509号
販売元
エンバイロサイエンスジャパン株式会社

製品情報


非忌避性:アジェンダMCは白蟻が危険と感じる成分が入っていないので忌避性がありません。忌避性が無いのでシロアリが警戒せずに薬剤に触れるので効率よく防除が可能です。予防および駆除施工に優れています。
長期残効性:マイクロカプセルに成分が守られているため、長期間効果が持続します。床下に正しく処理された場合、5年間の効果持続期間があります。
使いやすい1Lボトルコンパクトで使いやすい1L入りのプラボトルです。1本で100Lの希釈液が出来ます。
耐アルカリ性:ベタ基礎などのコンクリートスラブでも安定した効果を発揮します。
より安心:散布中・散布後の気中濃度が低く、施工者、居住者にも安心です。
臭いが少ない:極めて臭いが少ない製剤です。





★1:アジェンダMCの概要
★2:アジェンダMCの安全性(製剤)
★3:アジェンダMCの生物効果
★4:アジェンダMCの気中濃度
★5:アジェンダMCの家屋周辺植物への影響
★6:アジェンダMCの土壌移行性と耐アルカリ性
★7:アジェンダMCに関するQ&A
★知っておきたいシロアリのお話
★シロアリ薬剤の剤型について
★シロアリ防除の工法について
★アジェンダMC使用方法





★1:アジェンダMCの概要
(1)製品の概要、成分及び性状
<1>アジェンダMCの概要
■商品名:アジェンダMC 登録商標第4826469号
■有効成分量:フィプロニル2%
■希釈倍率:100倍
■用途:シロアリ防除用 土壌処理剤
■認定:(公社)日本しろあり対策協会 登録番号第3509号
(公社)日本木材保存協会 認定番号A-4239
(公財)文化財虫菌害研究所 文化財虫菌害防除薬剤 登録番号第34号

<2>有効成分の性状
■一般名:フィプロニル
■化学名:5-アミノ-1-(2,6-ジクロロ-4-トリフルオロメチルフェニル)-3-シアノ-4-トリフルオロメチルスルフィニルピラゾール
■分子式:C12H4CI2F6N4OS
■分子量:437.14
■外観:類白色~黄色結晶性粉末
■融点:200~201度
■溶解度:水2.4mg/L、ヘキサン0.03g/L、ジクロロメタン22.3g/L、メタノール137.5g/L、トルエン3.0g/L
■分配係数:Log Pow:4.00(20度)、n-オクタノール/水
■蒸気圧:3.7×10-9hPa

<3>製剤の性状
■剤型:フィプロニルを2%含むマイクカプセル製剤
■外観:類白色の粘稠懸濁液体
■臭気:微臭性
■pH:5~8
■保存安定性:40度、6か月で外観・有効成分含量に実質上変化なし(室温3年に相当)。なお-5度以下で凍結することがあるが、室温下で自然解凍し性状に変化なし。
■引火点:>80度(タグ密閉式)
■毒劇物区分:普通物(フィプロニルを5%以下含むマイクロカプセル製剤は普通物)
■危険物表示:該当しない(非危険物)
■包装形態:1L入りプラボトル 1ケース6本入り
※普通物とは「毒物および劇物取締法」にもとづく毒物・劇物に該当しないものを指していう通称です。

(2)用法・容量
希釈倍率
本剤はよく振り混ぜてから、下記の希釈表に従い水で所定の倍率に希釈し、散布して下さい。
希釈液は使用の都度、十分攪拌し、その日のうちに使用して下さい。
使用方法
■容量・用法
本剤はよく振り混ぜてから、下記の希釈表に従い水で所定の倍率に希釈し、散布して下さい。希釈液は使用の都度、十分攪拌し、その日のうちに使用して下さい。(公社)日本しろあり対策協会編・防除施工標準仕様書に従って使用して下さい。

●床下がコンクリート打設面の場合
・面状散布
散布量1L(L/平方メートル)/希釈倍率33/アジェンダMC1Lを水32Lに希釈する。
散布量3L(L/平方メートル)/希釈倍率100/アジェンダMC1Lを水99Lに希釈する。
・帯状散布
散布量1.7L(L/平方メートル)/希釈倍率33/アジェンダMC1Lを水32Lに希釈する。
散布量5L(L/平方メートル)/希釈倍率100/アジェンダMC1Lを水99Lに希釈する。
●土壌処理の場合
・面状散布
散布量3L(L/平方メートル)/希釈倍率100/アジェンダMC1Lを水99Lに希釈する。
・帯状散布
散布量5L(L/平方メートル)/希釈倍率100/アジェンダMC1Lを水99Lに希釈する。
よく振ってからお使い下さい。

(2)アジェンダMCの特徴
・忌避性がないため、予防及び駆除施工にも優れています。
・遅効性であり、シロアリへの効果が非常に高いので優れたドミノ効果が期待できます。
・毒物劇物取締法の適用を受けない普通物製剤であり、また消防法上の危険物にも該当しません。
・耐アルカリ性に優れています。
・長期残効性にも優れています。
・散布中および散布後の気中濃度は極めて低く、散布作業者及び居住者に対する安全性に優れています。
・極めて臭いが少ない製剤です。
・厚労省で定められているVOC13物質を使用していません。



★2:アジェンダMCの安全性(製剤)
(1)急性毒性
急性経口毒性 ラット(雄雌)LD50:>5,000mg/kg
急性経皮毒性 ラット(雄雌)LD50:>2,000mg/kg
急性吸入毒性:アジェンダMCの平均粒子径(約20μm)は、吸入毒性実験を行うに意味がある粒子径(1μm前後:肺の深部に到達可な粒子径)を大幅に上回ります。これは吸入による取り込みが事実上極めて少ないことを示唆しています。

(2)刺激性
眼一次刺激性(ウサギ):極く軽度の刺激性あり
皮膚一次刺激性(ウサギ):刺激性なし

(3)皮膚感作性
モルモットに対し皮膚感作性なし

(4)水生生物に対する影響
コイ(半数致死濃度):LC50(96時間):750mg/L
オオミジンコ(半数遊泳阻害濃度):EC50(48時間):34μg/L



★3:アジェンダMCの生物効果
(1)アジェンダMCの公的試験
アジェンダMCは以下に示す通りに公的試験を行っており、全ての試験(実使用濃度0,02%)において性能基準を満たす結果となっています。

室内防蟻効力試験(1)
試験期間:近畿大学農学部
試験方法:土壌貫通試験(JWPS-TS-S土壌処理用防蟻剤等の防蟻効力試験方法および性能基準に準拠)
供試薬剤:アジェンダMC(フィプロニル2%)
供試濃度:フィプロニル濃度として0,02%
供試虫:イエシロアリ
対候操作:あり
試験結果:下表のとおり


室内防蟻効力試験(2)
試験期間:東京農業大学 林産化学研究室
試験方法:土壌貫通試験(JWPS-TS-S土壌処理用防蟻剤等の防蟻効力試験方法および性能基準に準拠)
供試薬剤:アジェンダMC(フィプロニル2%)
供試濃度:フィプロニル濃度として0,02%
供試虫:イエシロアリ
試験結果:下表のとおり


室内防蟻効力試験(3)
試験期間:近畿大学農学部 鹿児島県日置市吹上浜シロアリ試験地
試験方法:JWPS-TS-S土壌処理用防蟻剤等の防蟻効力試験方法および性能基準に準拠
供試薬剤:アジェンダMC(フィプロニル2%)
供試濃度:フィプロニル濃度として0,02%
供試虫:イエシロアリ
試験結果:下表のとおり


(2)フィプロニル原体及びアジェンダMCの生物効果
<1>フィプロニル原体の基礎活性
試験方法:局所施用法(0.2μL/1頭)
供試薬剤:フィプロニル
供試虫:イエシロアリ職蟻
試験結果:下表の通りフィプロニルはイエシロアリに対して非常に高い基礎活性を示すと判断されました。

住友化学(株)実施

<2>アジェンダMCの生物効果
試験方法:直接噴霧法(薬液6ml噴霧)
供試薬剤:アジェンダMC100倍及び200倍希釈液
供試虫:イエシロアリ職蟻
試験結果:下表の通りアジェンダMCは100倍及び200倍希釈液において、薬剤処理60分後では何れの濃度でもノックダウン効果を示さなかったが、1日後には共に100%の苦悶・死虫率を示しました。薬剤処理後60分目に速効性を示さなかったのは、遅効性であるアジェンダMCの特徴であり、これにより高いドミノ効果が期待できます。

住友化学(株)実施

<3>アジェンダMCの土壌中残効性
試験方法:土壌混和法(薬液10ml/土壌200g、40度暗条件保存)による土壌接触試験
供試薬剤:アジェンダMC100倍希釈液
供試虫:イエシロアリ職蟻
試験結果:下表の通りアジェンダMCの100倍希釈液処理土壌は40度の過酷条件下に6か月保存しても100%の死虫率を発現したことから、高い土壌中残効性があることが示唆されました。




★4:アジェンダMCの気中濃度
(1)家屋内における気中濃度(高濃度少量散布)
実施場所:千葉県柏市の木造2階建て住宅
薬剤散布方法:アジェンダMC33倍希釈液約100L(フィプロニル0.06%)を散布し。散布中、散布後における台所及び居間床上でのフィプロニルの気中濃度を測定しました。
試験結果と考察:高濃度少量散布においても、散布中~1時間内を除きそれ以降フィプロニルは検出限界未満でした。アジェンダMCの平均粒子径(約20μm)は吸入毒性試験を行うに意味がある粒子径(1μm前後:肺の深部に到達可能な粒子径)を大幅に上回ります。これは吸入による取り込みが事実上極めて少ないことを示唆しています。


(2)家屋内における気中濃度
実施場所:兵庫県川西市の木造2階建て住宅
薬剤散布方法:グレネードMCの100倍希釈液(フィプロニル0.02%/プラレトリン0.01%)約100Lを、ピストルノズルを用いて散布圧約18kg/平方メートルにて散布し、散布中、散布後における、台所及び和室床上でのフィプロニルの気中濃度を測定しました。フィプロニルの検出限界は0.02μg/立法メートルとしました。
試験結果と考察:下表の通り、散布中の台所以外でのフィプロニル濃度はすべての測定時間において検出限界未満でした。これはアジェンダMC施工における、作業者及び施主への安全性が非常に高いことを示唆しています。なお散布中の台所で検出されたフィプロニルは、進入口である床下収納庫が開放状態であった為であると考えられます。

住友化学(株)実施



★5:アジェンダMCの家屋周辺植物への影響
家屋周辺植物への影響
実施場所:茨城県結城市 自社研究所
散布・調査方法:植木鉢に移植された供試植物(マツ、サツキ、ヒメコウライシバ、キクの4種類)に対して、アジェンダMCの100倍希釈液を植木鉢の土壌面積に3L/平方メートルの割合で、上から植物全体へ万遍なく散布しました。処理1日後、3日後、7日後、14日後、21日後および28日後に目視により薬害程度を調査しました。乾燥後残渣があった場合、汚れ程度を目視により5段階(5=激しい汚れ~1=なし)で評価しました。
試験結果と考察:マツ、サツキ、ヒメコウライシバ、キクの4種類に対して薬害は認められませんでした。サツキ、キクでは汚れがわずか(2レベル)に認められました。飛散してしまった場合、またはその可能性が認められる場合は、乾燥する前に散水することが汚れを落とすのには有効と思われます。





★6:アジェンダMCの土壌移行性と耐アルカリ性
(1)土壌移行性
試験方法・土性の異なる2種類の土壌カラム(内径25mm、高さ300mm)の表面に、アジェンダMC100倍希釈液を1.5ml(3L/平方メートル相当)で添加しました。その後直ちに蒸留水200mlを2.0ml/hrの流速で滴下しました。これは日本における年間地下水流出量に相当します。
試験結果:下表の通りアジェンダMCは処理土壌の表層(約5cm)に大部分が留まり、土壌移行性が非常に小さく環境への影響も少ないと考えられます。

N.D.:検出限界未満
住友化学(株)実施

(1)アジェンダMCの耐アルカリ性
アジェンダMCを下表の各pH水溶液中で1ヵ月、60度の条件下で保管した結果、90~95度の残存率でした。この試験条件は、常温での3年に相当すると考えられており、アジェンダMCの高い耐アルカリ性能が認識されました。

住友化学(株)実施



★7:アジェンダMCに関するQ&A
有効成分とその作用性
Q:アジェンダMCとは?
A:有効成分としてフェニルピラゾール系殺虫成分であるフィプロニルを含んでおり、樹脂膜で包んで20μmの微小な球状にして液中に分散させたマイクロカプセル製剤です。シロアリが口器で擦り潰すことにより効果を発現します。通常の散布施工では破壊されず、フィプロニルは膜外へは染み出ません。
Q:フィプロニルはシロアリに対してどのような作用性を持っていますか?
A:シロアリの神経系に作用し、体を麻痺させて死に至らしめます。
Q:フィプロニルは忌避性がありますか?
A:忌避性はありません。そのため処理した場所にシロアリが侵入しようとした際に薬剤に暴露され高い防除効果が発揮されます。
Q:フィプロニルは遅効性といういことですが効果はありますか?
A:効果の発現は遅いのですが、薬剤は体内に取り込まれていますので、暴露したシロアリは確実に致死します。非忌避性との相乗効果で高いドミノ効果を発揮し、巣の仲間へ大きなダメージを与えます。
Q:ドミノ効果とは?
A:ドミノ倒しの様に薬剤が次から次へと巣の仲間へ伝播されていく効果をドミノ効果と言います。Envuのシロアリ剤(アジェンダ、ハチクサン)には高いドミノ効果が確認されています。
Q:アジェンダMC希釈液を土壌処理したところに直射日光が当たった場合は?
A:土壌散布された場合、薬剤は表層から5cmまでの土壌表層部にとどまりますが、日光による紫外線の影響を直接受けるのは、土壌表面の極く表層(0.1mm以内)に分布する薬剤のみです。

用法・容量
Q:予防時の処理方法は?
A:(公社)日本しろあり対策協会の仕様書に従い、面状処理では3L/平方メートル、帯状処理では20cm幅で長さ1m当り1Lの処理量で散布して下さい。土壌処理の方法にかかわらず、水損を防止するために希釈倍率を適宜変更することができます。ただし有効薬剤量は所定の量を散布して下さい。なお、施工にあたっては(公社)日本しろあり対策協会の「防除施工標準仕様書」ならびに「安全管理基準」に従って下さい。
Q:駆除の際の処理方法は?
A:基本的にはシロアリの生息場所や被害箇所への注入処理、その他の部分への注入や吹き付け処理を行い、被害の大きさや場所、建物の構造などに応じて、その他の処理を行って下さい。なお駆除処理後には前述の予防土壌処理を行って下さい。

アルカリ、微生物等への安定性
Q:アジェンダMCの酸・アルカリに対する安定性は?
A:本文中にもあります通り、マイクロカプセル製剤ですのでpHへの耐性は高く、強アルカリ性にも安定です。
Q:有効成分の環境中での安定性は?
A:土壌の微生物分解・加水分解についてはマイクロカプセルに包まれているため安定です。

作業者に対する安全性
Q:作業時の保護具は?
A:シロアリ防除施工における安全管理に基づく保護具(長袖の作業着、保護マスク、作業帽、保護メガネ、保護靴、ゴム手袋など)を着用して下さい。
Q:アジェンダMCの臭いは?
A:アジェンダMCの原液には若干の樹脂臭はありますが、100倍希釈液は極めて低臭です。

中毒
Q:アジェンダMCを使用して中毒症状になった場合、どう対処すればよいか?
A:直ちに医師の診断を受け、フェニルピラゾール系殺虫成分(フィプロニル)を有効成分としたマイクロカプセル製剤を使用したことを告げて下さい。使用薬剤が複数の場合や、過去に使用した薬剤についても出来るだけ詳しく説明して下さい。必要に応じて中毒110番(つくば029-852-9999、大阪072-727-2499)へ連絡して下さい。

作業性
Q:アジェンダMCの分散性は?
A:良好ですが撹拌は使用の都度十分行って下さい。
Q:アジェンダMCはやや粘稠性があるようだが撹拌は必要ですか?
A:ポンプの余水で十分攪拌できますので、予めポンプを始動させて撹拌して下さい。また沈殿物の再分散性も良好です。
Q:アジェンダMCを計量する際、計量容器にへばりつく性質はあるのか?
A:計量容器の内壁にへばりつくことは少なく、容器の洗浄が容易ですが、容器内の液が乾く前に洗って下さい。
Q:アジェンダMCが保存中に凍結した場合の解凍方法は?
A:-5度以下では凍結する場合があります。その場合、室温で解凍するか、または容器をポリ袋などに入れて60度程度のお湯につけ、完全に解凍してからよく振って使用して下さい。

建材、プラスチック、金属類への影響
Q:壁などに散布液が流れ太陽光があたった場合、変色しますか?
A:黄変、褐色など変色は起こりにくくなっておりますが、すみやかに拭き取るか、または水洗いして下さい。
Q:樹脂類・ゴム類・皮革類・自家用車の塗膜面などに与える影響は?
A:薬剤がかからないように予め養生をして下さい。もしかかったとしても水ベースであるため、影響は少ないと考えられますが、すみやかに拭き取るか、または水洗して下さい。
Q:コンクリート・モルタル・白木に散布して場合のシミの発生は?
A:水での希釈倍率が高いのでほとんど問題にはなりませんが、すみやかに拭き取るかまたは水洗して下さい。
Q:ステンレスに対する影響は?
A:これまでの知見から影響はないと考えられます。
Q:薬剤ホースを硬化させるような影響は?
A:影響は少ないものと考えられますが、耐薬品性のホースを使用して下さい。
Q:アルミサッシに付着した場合は?
A:まず拭き取って下さい。尚、最近のアルミサッシはほとんど塗装されているので、影響が少ないものと考えられますが、必要に応じて水洗いして下さい。

木部への浸透 Q:アジェンダMCの木部への浸透性は?
A:アジェンダMCは平均粒子径が大きく(約20μm)、木部への浸透性は期待できません。シロアリによる被害箇所への注入は可能です。

農産物対策 Q:アジェンダMCが誤って野菜、果実、花等にかかってしまった場合は?
A:マイクロカプセル製剤は根から吸収されませんし、有効成分であるフィプロニルも植物表面から浸透しにくい薬剤ですが、誤ってかかってしまった場合には、基本的に食べたり料理したりしないで廃棄処分して下さい。

廃棄方法 Q:アジェンダMC製剤及び空容器を廃棄する場合、どのような方法を行えばよいですか?
A:製剤の容器が必要な場合は、SDSを添付して産業廃棄物業者へ依頼して下さい。また空容器は内容物が残らないようよく洗った後、同様に廃棄依頼して下さい。

その他 Q:施主がアレルギー体質の場合、施工を行っても問題ないか?
A:すべての薬剤にいえる事ですが基本的に施工しないで下さい。
Q:アジェンダMCが付着した作業衣の洗濯にはどんな洗剤が適しているか?
A:市販の洗剤をお使い下さい。



★知っておきたいシロアリのお話

シロアリが発生!

シロアリの生息を確認
シロアリは見えない所(柱中、壁中、土中など)に生息しているので目視で確認する事はほとんどできません。発見できるのは床下点検時、改築時、羽蟻発生時の3点がメインとなり、発見率が高いのは目視で確認出来る羽蟻の発生となります。羽蟻の発生場所は水周りや玄関先などからが多く、これはシロアリの巣がこの周辺に多くありそこで発生した羽蟻は光を求めて隙間から外部に出ようとします。羽蟻発生場所はシロアリの巣の場所特定にも役立ち今後のシロアリ駆除の重要な情報となりますので発生日時と発生場所を覚えておきましょう。



シロアリの羽蟻はいつ発生するの?
本州など全国に多く生息するヤマトシロアリの場合は春先(4~5月頃の午前中~)に一斉に飛び立つ事が多く羽の色はグレーで羽4枚のサイズがほぼ同じサイズなのが特徴です。※羽蟻の発生原因は数が増えすぎた際の新しい巣造り(一部の引っ越し)、環境変化など)着地した羽蟻は羽を落とし新しい雌雄ペアとなり営巣を探し土中などに潜ります。日本で最も生息数・被害数が多いヤマトシロアリの特徴は乾燥に弱く水を運ぶ能力が低いので土の中、水周り(風呂場・トイレ・玄関)などに営巣がある事が多く見られます。被害箇所=営巣という事が多いので被害範囲が狭いのも特徴ですが、特殊なケースで水漏れや雨漏れなどで上部から水をとれるケースでは天井まで上がるケースも稀に見られます。


中国近畿地方などの海側、四国九州沖縄などに多く生息するイエシロアリの場合は初夏(7月頃の夕暮れ)に群飛する事が多く羽の色は飴色(茶色)で羽4枚のサイズがほぼ同じサイズなのが特徴です。(※羽蟻の発生原因は数が増えすぎた際の新しい巣造り(一部の引っ越し)、環境変化など)着地した羽蟻は羽を落とし新しい雌雄ペアとなり営巣を探し土中などに潜ります。日本では暖かい地域に生息するイエシロアリは自分で水を運ぶ能力が高いので移動範囲も広く被害が甚大になる事が多いのが特徴です。家屋内の巣は1個とは限らず分巣などを作り食害は家全体にひろがります。屋外の切株や樹幹に巣を作り家屋内と行き来する事もあり移動距離が100m以上という報告がある程です。


羽蟻が飛び立つとシロアリはいなくなるの?
羽蟻の群飛はシロアリの巣の中の一部のシロアリが飛び立つだけでシロアリがいなくなる事はなく羽蟻が発生したという事はシロアリが大量にいる事を意味します。シロアリの巣の中には数万~のシロアリが生息しておりこの中の数パーセントが飛び立つ程度ですのでシロアリがいなくなる事はありません。一度羽蟻が出た家ではその後、同時期に羽蟻が発生する事が多く見られます。羽蟻が出た場合は必ず白蟻防除を行いましょう!この際の注意点としては羽蟻が発生した場合は市販されているピレスロイド系のスプレー殺虫剤や液剤のご使用はオススメしておりません。

ピレスロイド系殺虫剤をオススメしないのはなぜ?
なぜピレスロイド系殺虫剤をオススメしないかと言うと、まず見える範囲のシロアリは極一部の個体ですので無理して殺虫する必要性もなく、ピレスロイド系殺虫剤には忌避性がありますので、むやみに使用するとせっかく近くにいたシロアリを奥深くに追いやる事になり、その後薬剤散布する際にシロアリに薬剤を接触させる事が難しくなる場合があります。またスプレー殺虫剤の場合は羽蟻が床などに張り付き清掃するのが困難になる場合がございます。羽蟻が出た際は掃除機で吸い取るまたはテープなどにくっ付けて処理するのが簡単な方法でその後の処理への影響がありません。また羽蟻が出てきた穴に関してはテープなどを貼り出てこれないようにしておけば安心です。落ちついて効率のよい薬剤選定をして処理しましょう!弊社ではシロアリ駆除には忌避性の無い殺虫剤を推奨しております。

忌避性の無い殺虫剤をオススメするのはなぜ?
なぜピレスロイド系殺虫剤ではなく忌避性の無い殺虫剤をオススメするかというと薬剤散布できる範囲というのが大きな理由の一つとなります。先に述べた「羽蟻が出た際の処理」についても触れたようにピレスロイド系殺虫剤には強い忌避性(シロアリが警戒して近寄らない)があります。家屋での薬剤処理範囲には限界があります。壁の中、土間の下、土台など太い木材の中、土の中など薬剤を散布塗布できる範囲は見える範囲プラスアルファとなりすべてに薬剤処理が出来る事はほとんどありません。それを踏まえてプロは今までの経験からシロアリが潜んでいると思われる場所を想定して壁やコンクリートに穴を開け薬剤注入を行い出来るだけシロアリに直接薬剤が届くように穿孔注入という工程を行います。このような事から白蟻駆除を行う場合はピレスロイド系を避けて出来るだけ忌避性の無い殺虫剤を使用する事で効率よくシロアリに薬剤を接触させ駆除する事が可能です。


ピレスロイド系はダメなの?
上記でピレスロイド系殺虫剤をオススメしない理由を書きましたが、ではピレスロイド系殺虫剤はダメなの?と言われるとそうではありません。ピレスロイド系殺虫剤の忌避性は新築またはシロアリ予防時に使用すると最大限の効果を発揮します。ピレスロイド系殺虫剤を撒く事でシロアリが嫌がるバリア(薬剤の層)を作る事が出来ます。忌避性が無い薬は駆除に、忌避性がある薬は予防にと使い分ける事も可能です。



★シロアリ薬剤の剤型について

■MC剤とは
マイクロカプセル剤の略で有効成分がポリアミド系等の樹脂カプセルに封入されている製剤です。有効成分がカプセルに封入されているので臭いも少なく長期間の残効性にも期待できます。駆除効果は薬剤への接触だけではなく食毒による駆除効果も期待できます。薬剤散布した場所に白く残る場合がありますので注意してください。
■SC剤とは
サスペンションコンセントレイト剤の略で水に溶けない有効成分を微粉末にし界面活性剤などで水に分散させた製剤です。
■FL剤とは
フロアブル剤の略で水に溶けない有効成分を微粉末にし界面活性剤などで水に分散させた製剤です。
■粉剤とは
有効成分を細かく砕き増量剤を加えた製剤です。粒子径は0,01~0,03mm程度です。
■粒剤とは
有効成分を細かく砕き増量剤を加えた製剤です。粒子径は0,7~1,0mm程度です。
■ベイト剤とは
遅効性の有効成分や昆虫成長抑制剤などをシロアリの好きな餌(木材やロール紙など)に含侵させた製剤です。遅効性なので食べたシロアリはすぐには死なず巣まで持ち帰り、他の白蟻にもベイト剤(毒餌)を分け与える事によりシロアリを巣ごと根絶させます。特にイエシロアリ駆除では効果を発揮しております。主にシロアリ駆除で効果を発揮します。
■ベイト工法とは
家屋周囲にシロアリが好む無毒餌(木材やロール紙など)を入れたブラスチック容器等のベイトステーションを埋設しシロアリが接触、食害するのを監視するシステムです。シロアリを確認した場合は上記のベイト剤を入れて白蟻を巣ごと根絶します。薬剤散布を行わず使用薬剤を必要最小限に抑える事で人や環境に優しい工法です。主にシロアリ予防に優れた効果を発揮します。



★シロアリ防除の工法について

■バリヤー工法
オーソドックスな白蟻防除方法の一つで薬剤を床下の土壌部分、木材部分に塗布・散布・注入してシロアリが突破出来ない薬剤層を作ります。昨今のシロアリ防除の中でもっとも多く使われる工法でシロアリを駆除するのに効果的な工法です。使用する薬剤(ハチクサン、タケロック、オプティガード、グレネード、ガントナー等)は特に選びません。 バリヤー工法では台所、トイレ、脱衣場等の土壌処理は面状散布(床下全面散布)、それ以外の基礎、束石、配管の立上り部分の周囲には帯状散布します。木部処理は土台、大引き、根太等に散布・塗布し、必要に応じて被害箇所や水廻りには穿孔注入処理をします。
メリット:床下に潜り隅々まで確認して処理する為、被害状況を確実に把握でき、薬剤散布・塗布も隅々まで処理する事が出来るので白蟻駆除に適した方法です。
デメリット:床下に潜る事が条件となりますので作業はきつく汚れる大変な作業です。床下高が低くて潜れない場合は施工が出来ません。


■外周処理工法
トレンチング処理(溝処理)
家屋外周(基礎周囲、犬走りがある場合はその周囲)に溝(幅10cm×深さ10cm以上)を掘り土を埋め戻しながら5L/mで処理する事でシロアリが外周から侵入する事を予防します。使用薬剤はアジェンダSCターミドールHEをご使用下さい。
メリット:床下に薬剤処理出来ない物件(空気循環の床下、マンションなどの賃貸物件、床下高が低く人が入れない床下など)にも白蟻予防処理が可能です。
デメリット:活動範囲の狭いヤマトシロアリの駆除には適しません。井戸や池などへの流出汚染の恐れがあり外周処理に適した薬剤を選ぶ必要もあります。


ロッジング処理(土壌注入処理)
建物周囲のコンクリート部分(犬走りなど)や土壌部分に間隔45cm×深さ30cm程にドリル等で穿孔し2~3L/穴で薬剤を注入する事でシロアリが外周から侵入する事を予防します。使用薬剤はアジェンダSCターミドールHEをご使用下さい。
メリット:床下に薬剤処理出来ない物件(空気循環の床下、マンションなどの賃貸物件、床下高が低く人が入れない床下など)にも白蟻防除処理が可能です。
デメリット:駆除には適しません。井戸や池などへの流出汚染の恐れがあり外周処理に適した薬剤を選ぶ必要もあります。


■ベイト工法
家屋の外周にステーションと呼ばれる専用容器(中には木材など白蟻の好物が入っています。)を2~3m/個で埋設して白蟻の家屋接近をいち早く察知する管理モニタリングシステムです。白蟻がステーションに侵入した際にベイト剤(毒餌)を投入しシロアリを巣ごと駆除します。トレロナファーストラインサブステックエクステラステーションなどをご使用下さい。
メリット:床下に薬剤処理出来ない物件(空気循環の床下、マンションなどの賃貸物件、床下高が低く人が入れない床下など)にも白蟻防除処理が可能です。
デメリット:ステーションの定期的な点検が必要になり、薬剤の特性上(遅効性)薬剤散布と比べて完全駆除までに時間が必要となります。



使用方法

本剤をよく振り混ぜてから下記の希釈濃度に従い水で所定に希釈し、散布して下さい。
希釈液は使用の都度、十分攪拌し、その日のうちに使用して下さい。
(公社)日本しろあり対策協会・防除施工標準仕様書に従って使用して下さい。

■床下が土壌の場合
水で100倍に希釈して下さい。(アジェンダMC1Lを水99Lで希釈)
面状散布:1平方メートルあたり希釈液を3Lを均一に処理して下さい。
帯状散布:1平方メートルあたり希釈液を5L(幅20cmで1mあたり1Lの割合)を基礎内側、束石および柱の立ち上げ廻りなどの重点部分には散布のムラにないように処理して下さい。

■床下がコンクリート打設面の場合
コンクリート打設面で薬液の量を撒けない場合は希釈濃度を濃くして散布して下さい。
面状散布(33倍希釈):1平方メートルあたり希釈液を1Lを均一に処理して下さい。(アジェンダMC1Lを水32Lで希釈)でご使用下さい。
面状散布(100倍希釈):1平方メートルあたり希釈液を3Lを均一に処理して下さい。(アジェンダMC1Lを水99Lで希釈)でご使用下さい。

帯状散布(33倍希釈):1平方メートルあたり希釈液を1.7L(幅20cmで1mあたり0.34Lの割合)を基礎内側、束石および柱の立ち上げ廻りなどの重点部分には散布のムラにないように処理して下さい。
帯状散布(100倍希釈):1平方メートルあたり希釈液を5L(幅20cmで1mあたり1Lの割合)を基礎内側、束石および柱の立ち上げ廻りなどの重点部分には散布のムラにないように処理して下さい。



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